windows ブートレコード修復 今昔 [windows]
windows が起動しない、セーフモードでさえも起動しない、なんてことが起きる原因のひとつが、windowsが起動する時に、パソコンが最初に読みに行くハードディスク上のエリア、マスターブートレコード(MFT)と、パーティションブートセクタ(PBS)の破損です。
このMFTとPBSの修復方法ですが、windowsのバージョンが上がるごとに変わってきています。windows vista、windows 7では、それ以外の要因によるwindows不具合の復旧ツールを備え、使いやすくなっています。
以下、もっとも一般的なハードウェア構成の場合です。
【windows 95, 98, 98SE, me】
1.MBRの修復(一例)
起動ディスク(フロッピーディスク)で起動
"A:¥>" で止まったら、"fdisk /mbr" を実行
2.PBSの修復(一例)
"A:¥>" にて、"sys c:" を実行
【windows 2000, xp】
1.MBRの修復(一例)
インストールディスク(CD-ROM)で起動
回復コンソールを使って修復・・・R押下
「どのwindowsインストールにログオンしますか? 1:¥winnt」・・・1を押してENTER
Administratorのパスワードを入力してENTER
"map c:" を実行(Cドライブの属性(おそらく\Device\Harddisk0)確認のため)
"fixmbr \Device\Harddisk0" を実行
「新しいMBRを書き込みますか?」・・・y
2.PBSの修復(一例)
"fixboot c:" を実行
「新しいブートセクタをパーティションに書き込みますか?」・・・y
【windows vista, 7】
1.MBRの修復(一例)
インストールディスク(CD-ROMあるいはDVD-ROM)で起動
キーボード、言語、IMEの設定を確認あるいは設定し、「次へ(N)」押下
画面左下の「コンピュータを修復する(R)・・・R押下
写真のような、システム回復オプションのウイザードが表示されます。表示されている内容が正しいことを確認して、「次へ」を押下
システム回復オプション画面が現れました。ここで、"コマンドプロンプト"のリンクを選択
(写真は海外メーカのパソコンの場合で英語表示になっています。国内メーカの場合は、日本語で表示されます)
"¥bootrec /fixmbr" を実行
2.PBSの修復(一例)
"¥bootrec /fixboot" を実行
【余談その1】
windows 7では、詳細ブート オプションの中に、「コンピュータの修復」が追加されています。
この「コンピュータの修復」を選択したときにも、言語とIMEの確認、インストールの際に入力したアカウントのパスワードの入力を経て、システム回復オプション画面が現れます。

(写真は海外メーカのパソコンの場合で英語表示になっています。国内メーカの場合は、「日本語・IME」が表示されます)
(パスワードに記号文字が含まれていて、ここで正しいパスワードを入れたにもかかわらずハネられる場合は、USキーボードレイアウト上の位置を打鍵すると良いようです)
(写真は海外メーカのパソコンの場合で英語表示になっています。国内メーカの場合は、日本語で表示されます)
システム回復オプション(System Recovery Options)メニューには、
スタートアップ修復(Startup Repair)、
システムの復元(System Restore)、
システム イメージの回復(System Image Recovery)、
Windows メモリ診断ツール(Windows Memory Diagnostic)、
コマンド プロンプト(Command Prompt)
があります。
メーカー製のPCには、Windowsの再インストール(Reinstall Windows)もあるようです。(ちなみに小生の持っているmsi製のパソコンには、このメニューがありました)
スタートアップ修復は、システムファイルの欠落や損傷の可能性がある場合に重宝しそうです。でもサービスパック等でシステムファイルが更新される場合について考慮されているのでしょうか。考慮されていればよいのですが。
システムイメージの回復は、事前にシステムイメージ(=windowsがインストールされているパーティションを丸ごとバックアップしたもの)が作ってあれば、そのイメージ復元することで、windowsがインストールされているパーティションを復旧するもののようです。これを適切な時期に作っておけば、以前のようにリカバリをして以前のファイルが全部消えてしまうような不幸なケースは減らせるでしょう。
windowsメモリ診断ツールは、コンピュータのメモリにエラーがないか調べるツールです。一部の専門家しか知らなかったツールがwindowsに標準で付くようになったのはうれしいですね。 プログラムのインストール中に固まったり、ブルースクリーン(vista や 7でも出るのかな)の類(たぐい)のエラーの原因が実はメモリの故障だった、というケースはよくあります。
【余談その2】
windowsを手動でセーフモードで起動させたい時など、詳細ブート オプションを出すのに使用するキーは、[F8]キー。 このキーはパソコンの立ち上げ後のタイミングで押さなければならず、押すタイミングが遅れると、通常のwindowsが起動してしまいます。でも私のPCは、ブート時に [F8]キーを押すと、ブートデバイスの選択メニューが出てしまいます(右の写真)。私の持つ別のPCも同じことが起きます。仕方が無いので、ブートデバイスの選択メニューにて、ハードディスクドライブを選択したら、直ちに再度[F8]を押していますが、押すタイミングが悪いと、通常のwindowsが起動してしまいます。









Windowsは破損前提って部分もありますから
覚えておくと便利ですね
by chat_noir (2010-07-18 21:25)
そうですね。覚えておくと便利かと存じます。
一般向けWindowsは、NTFSファイルシステムを使う xp がでてくることによって、幾分かは壊れにくくなりました。でもハードディスク内にファイルが溜まってきて容量が逼迫してくると、壊れやすくなります。あとハードディスクの寿命によって壊れます。
windows vista や7には便利なツールが付いていますが、やはり普段から、いざというときに新しい内蔵ハードディスクに丸ごとシステムを戻せるような、バックアップ手段をとっておくことも大切かと思います。
by satoshi46494649 (2010-07-18 23:11)